【香港】香港の学校再開、早くて4月20日に[社会](2020/02/26)
香港政府教育局は25日、香港域内全ての幼稚園、小中学校(中学校は日本でいう高校も含む)の臨時休校をさらに延長し、授業再開を早くても4月20日にすると発表した。新型コロナウイルスによる肺炎の感染防止を狙いに、政府が授業再開を先送りするのは今回で4回目。
同局は、授業再開の具体的な日付について、今後の感染状況を見ながら検討すると説明。授業再開を段階的に行う方針も示した。
香港日本人学校の来年度1学期の始業式と入学式の日程も変更となる。香港校の小学部と中学部、大埔校はいずれも1学期の始業式を4月16日、入学式を翌17日に予定していたが、教育局の発表を受けて変更を決めた。実施日を今後検討し、今週中にも学校ホームページや保護者向けのショートメッセージサービス(SMS)などで通知する。
政府は当初、小中学校などの春節(旧正月)休みを2月16日まで延ばし、翌17日に授業を再開すると発表。1月31日には授業再開を早くても3月2日に、2月13日には早くても3月16日に先延ばしするとしていた。
また、同局は25日、香港の大学共通入学試験「香港中学資格(HKDSE)」を予定通り3月27日に実施することを発表した。