【カンボジア】急増する建設投資、地方カジノ活況で[建設](2019/12/02)

カンボジア建設省によると、1~9月の建設関連投資額は前年同期比34.7%増の65億米ドル(約7,114億円)、認可事業数は同35.1%増の3,433件に達した。世界銀行は、南部シアヌークビルや国境周辺で活発化するカジノ関連投資が、建設業界の活況を支えているとの見方だ。プノンペン・ポスト(電子版)が11月29日に伝えた。

世銀は半年に一度の報告書「カンボジア経済予測(CEU)」を同27日に公表し、首都プノンペン以外で建設関連投資が拡大傾向にあると指摘。特に南部シアヌークビル州や国境に近い北西部バンテイメンチェイ州ポイペト、南東部スバイリエン州バベットで活発化するカジノ建設事業が業界の伸びをけん引しているとの見方を示した。不動産会社クメール・リアル・エステートのキム・ヘアン最高経営責任者(CEO)も、同様の見解を示している。

世銀の上級エコノミスト、リー・ソデット氏(カンボジア担当)は、来年もカンボジアの建設業界は好調に推移すると予測。ただ製造業とともに、建設業界が海外直接投資(FDI)に過度に依存していることを懸念材料に挙げた。

世銀の報告書によると、建設投資の拡大により、鉄鋼輸入量も急増。今年1~6月の輸入量は前年同期比63.5%増と、昨年同期の27.7%増を大きく上回った。

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