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【インドネシア】新首都の設計、2段階のコンペで決定[建設](2019/09/18)

インドネシアのバスキ公共事業・国民住宅相は、東カリマンタン州に建設される新首都のデザインを国内外から公募する方針を示した。間もなく応募の受け付けを開始する。ジャカルタ・ポスト(電子版)が17日伝えた。

公共事業・国民住宅省によると、デザインコンペは2段階に分けて実施する。最初の段階は、国内でデザインを募り、5カ月以内に3案を選出。次の段階では、海外勢にも門戸を開き、候補となった3案をさらに改善させるデザインを募集、その中から一つを選ぶ。現在は、コンペの審査員の選定を進めている。 

ジョコ・ウィドド大統領は8月末、首都の移転先を東カリマンタン州クタイカルタヌガラ県と、北プナジャムパスル県の一部の地域と発表した。政府は、首都の移転に必要な費用を466兆ルピア(約3兆5,820億円)と試算。国家予算を拠出するのは道路など一部のインフラ整備のみとし、その他は官民連携事業(PPP)などで賄う方針だ。

新首都の建設は2020年末から始動する。

バスキ氏は13日、バリ島で開催されたインドネシア建設業協会(AKI)の開会式で、建設事業者らに新首都建設事業への参画と投資を呼び掛けた。

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