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【インドネシア】海事調整相、ブノア湾工事で環境破壊認める[運輸](2019/09/12)

インドネシアのルフット調整相(海事担当)は、国営港湾運営会社プラブハン・インドネシア(ペリンド)3がバリ州南部ブノア港周辺で進める埋め立て工事が、環境破壊を起こしていると認めた。埋め立て工事は、コステル州知事の要請で8月22日から中断されている。テンポ(電子版)が10日伝えた。

ルフット調整相は「ペリンド3が砂を適切に処理しなかったため、マングローブ林が破壊された」と説明した。

ブノア港周辺の埋め立てを巡っては、海事担当調整省のリドワン事務次官、ペリンド3のドソ社長、コステル知事が7日に会談した。リドワン事務次官は環境破壊について正式に謝罪したが、「意図的なものではなく、あくまで技術的なミスだった。解決に向けて善処する」と述べた。

ペリンド3は、ブノア港周辺の85ヘクタールに及ぶ海域の埋め立て工事を実施。工事によって17ヘクタールのマングローブ林が破壊された。

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