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【カンボジア】アンコール遺跡群、1~6月の収入9%減[観光](2019/07/03)

カンボジアの世界遺産アンコール遺跡群(北西部シエムレアプ州)の入域券を販売する政府系アンコール協会によると、2019年上半期(1~6月)の入域料収入は、前年同期比9.3%減の5,570万米ドル(約60億4,000万円)だった。2日付クメール・タイムズ(電子版)などが伝えた。

入域券の販売数は8.3%減の124万4,443枚だった。国別では中国からの観光客が約54万人と最も多く、以下韓国、米国などが続いた。

6月単月の入域料収入は前年同月比16.4%減の541万6,714米ドル。入域券の販売数は12万6,602枚だった。

カンボジア旅行代理店協会(CATA)のチャイ・シブリン会長は、入域料収入の減少について「中国での規制変更で、同国からの航空便が減っていることが要因」との見方を示す。

アンコール遺跡群の入域料は外国人にのみ課される。現在、価格は1日券が37米ドル、3日券が60米ドル、1週間券が72米ドルとなっている。

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