【台湾】天晴、静岡県台湾事務所とイベント開催[食品](2019/03/26)

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外食店を手掛けるコンフォートダイナー(宮崎県宮崎市)が運営する台北市の日本料理店「天晴」は24日、静岡県にちなんだイベント「静岡ナイトin台北」を開催した。静岡県台湾事務所による「静岡わさびフェア」の関連イベントで、同事務所と同県の老舗わさび店「田丸屋本店」が協力。田丸屋本店のわさび製品を使った創作料理や静岡の名物料理が振る舞われた。

わさびを使った創作料理には、田丸屋本店が2018年12月に発売したわさび加工食品「わさビーズ」などを使用。31人の参加者はサラダやチキン南蛮といった意外な料理との組み合わせを楽しんだ。母親と参加した台湾人の大学生、李承修さんは残さず平らげ、「日本のわさびを初めて食べたけど、すごく辛いね。台湾のわさびと味が違って驚いた」と語った。

静岡の名物料理として、静岡おでんやもつカレーなども用意された。夫婦で参加した産婦人科医師の黄礼偉さんは、「フェイスブックでイベントを知り、静岡へは2回訪れたことがあり興味があったため申し込んだ。すごくおいしかった」と顔をほころばせた。

イベントではこのほか、静岡県台湾事務所の宮崎悌三所長や内藤晴仁副所長らによる抽選会やクイズ大会が行われ、静岡の茶や菓子などの賞品が配られた。

天晴の三島公紀総経理はNNAに対し、「同店は宮崎料理の店だが、台湾における宮崎の知名度は他の大都市に比べて低い。そのため他の地方都市とのコラボを通したPRに注力しており、今回のイベント開催を決めた」と説明。今後については、「隔月で愛媛県、熊本県、広島県、山形県などをテーマにしたキャンペーンを開催する予定。同店を通して地方を知ってほしい」と述べた。

静岡県台湾事務所の内藤副所長によると、同県はかねてわさびとメロン、お茶の輸出に注力。同県の16年のわさび生産額は40億円で日本のシェア75%を占めるが、「わさびの輸出は遅れている。まだ入り込む余地がある」として、現在は3カ年計画を実行中だという。「18年は企業や店舗に静岡県産のわさびを知ってもらうために、セミナーを開催するなどしてきた。19年は一般の人に知ってもらうために料理店で使用してもらうとの考えから静岡わさびフェアを行った。来年はこれらの間口をさらに広げたいと考えている」という。

台湾での日本産わさびの浸透具合については「二極化」していると語る。「百貨店内の飲食店などでは静岡県産はじめ日本のわさびが使用されている例があるが、街中の店舗では西洋わさびを使用していることも多い」とした上で、今後については「静岡県産のわさびを知ってもらうために、各種見本市などにメーカーさんに出展してもらうなど、裏方として道を整えたり舞台を設置したりするなどしていきたい」と語った。

静岡わさびフェアは4日から24日まで、天晴はじめ市内4カ所の飲食店にて開催。田丸屋本店や同じく静岡県の万城食品のわさび製品を使った特別メニューを提供した。

クイズでイベントを盛り上げる静岡県台湾事務所の内藤晴仁副所長(中央)と天晴の三島公紀総経理(右)=24日、台北(NNA撮影)

クイズでイベントを盛り上げる静岡県台湾事務所の内藤晴仁副所長(中央)と天晴の三島公紀総経理(右)=24日、台北(NNA撮影)

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