【韓国】SKイノ、米でEVバッテリー工場着工[車両](2019/03/22)
SKイノベーションは19日(現地時間)、米ジョージア州コマースで電気自動車(EV)向けバッテリー生産工場の着工式を開催した。投資総額はおよそ50億米ドル(約5,530億円)。EVバッテリーの需要増加が期待できる米国で生産体制を整え、供給先の多角化を目指す。
新工場の敷地面積は112万平方メートル。第1段階として2021年までに10億米ドルを投じ、9.8ギガワット毎時(GWh)の生産能力を有する工場を新設する。試験操業などを経た後、22年から商業生産を始める。さらに、25年までに16億7,000万米ドルを投じて生産能力を20GWhに増強。その後も追加投資を行い、最終的に50GWhまで生産能力を引き上げる計画だ。
同社のキム・ジュン総括社長は、「22年までに全拠点の合計生産能力を60GWhにし、25年には世界トップ3のEVバッテリーメーカーになる」と抱負を語った。