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【タイ】発電Bグリム、グロウSPP1の買収完了[公益](2019/03/15)

ドイツ系財閥Bグリム傘下のタイ発電会社Bグリム・パワーは13日、仏エンジー傘下のタイ発電会社グロウ・エナジーの発電所「グロウSPP1」の買収を完了したと発表した。同発電所を運営するグロウSPP1社の全株式を同日付で取得した。

タイ証券取引所(SET)への報告によると、子会社Bグリム・パワー・サービス(レムチャバン)を通じ、33億バーツ(約116億円)で、グロウ・エナジーの全額出資子会社グロウからグロウSPP1社の全株式を取得した。

SPP1は、コージェネレーション(熱電併給)発電所で、1998年に稼働。東部ラヨーン県のWHAイースタン工業団地(マプタプット)=旧ヘマラート・イースタン工業団地(マプタプット)=に立地しており、出力は12万4,000キロワット(kW)、蒸気生産量は1時間当たり90トン、純水生産量は同190立方メートル。

グロウ・エナジーは国営石油PTTの発電事業子会社グローバル・パワー・シナジー(GPSC)に身売りされる予定だが、東部電力市場における独占を懸念したエネルギー規制委員会(ERC)が昨年12月26日、条件として「グロウSPP1」の他社への売却を指示していた。

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