【韓国】LG電子が巻き取り式TV公開、AIを搭載[電機](2019/03/07)

203c5395 23f6 4ac3 80ad bb966b79a361
LG電子は韓国で初めて巻き取り式テレビを公開=6日、ソウル(NNA撮影)

LG電子は韓国で初めて巻き取り式テレビを公開=6日、ソウル(NNA撮影)

韓国LG電子は6日、有機ELディスプレーをロールスクリーンのように自動で巻き取り、テレビ台に収納できるテレビ「OLED TV R」を韓国で初めて公開した。人工知能(AI)機能を搭載。音声認識機能の他、照明やロボット掃除機、クローゼット型のホームクリーニング機「LGスタイラー」などを制御できる機能を持つ。高級家電ブランド「LGシグニチャー」から下期に販売予定。価格は未定。

同製品は、ディスプレーが全て引き出された状態の「フルビュー」に加え、画面の一部のみを露出する「ラインビュー」、画面を使用しない「ゼロビュー」の3モードからなる。ラインビューは、音楽再生時の楽曲情報や時計、ムードランプとして使用可能。ゼロビューは、スマートフォンなどと連動させてスピーカーとして使える。

自社で設計した人工知能(AI)用チップ「α9」を搭載。2世代目となる今回のα9は100万件以上の映像・音声データを学習しており、利用者にとって最適な画質と音量を自動選択できるという。MC・HE事業部の権峰ソク(クォン・ボンソク)本部長兼社長は記者会見で、「次世代テレビはソフトウエアが中心になる」とし、「OLED TV R」について「家の中の家電や機器がネットワークでつながる『スマートホーム』のハブとしての役割を担える」と強調した。

LG電子は有機ELの市場規模が2021年には1,000万台と、19年予想比で約3倍に拡大すると見込んでいる。LG電子は昨年販売したテレビに占める有機ELテレビの割合は約20%。今年は25%が目標だ。

同社は、世界テレビ市場のシェアではライバルのサムスン電子に差を付けられている。最近では、中国勢の追い上げも激しい。出遅れ感のある8K市場には来年の進出に向けて準備を進めている。権社長は「高級市場で品質面での差別化を図れれば、(シェア拡大などの)結果は後からついてくる」と強気の姿勢を見せた。

巻き取り式テレビは「人工知能ホームボード」という画面を通じてロボット掃除機などを制御する=6日、ソウル(NNA撮影)

巻き取り式テレビは「人工知能ホームボード」という画面を通じてロボット掃除機などを制御する=6日、ソウル(NNA撮影)

関連記事

アクセスランキング

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

公式Facebookページ

公式Twitterアカウント