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【インドネシア】お好み焼き「千房」出店、3年で10店舗目標[サービス](2019/01/28)

千房ジャカルタ店では、調理師がカウンターでお好み焼きや焼きそば、鉄板焼きなどを調理する=27日、ジャカルタ(NNA撮影)

千房ジャカルタ店では、調理師がカウンターでお好み焼きや焼きそば、鉄板焼きなどを調理する=27日、ジャカルタ(NNA撮影)

お好み焼き専門店「千房」を軸に、お好み焼き、鉄板焼き店などを展開する千房ホールディングス(大阪市)は27日、インドネシアの首都ジャカルタに「千房」1号店をオープンした。千房とライセンス契約を締結した地場企業JADDIフーズが運営する。向こう3年でジャカルタ首都圏を中心に10店舗の出店を目指す。

1号店「千房ジャカルタ店」は、南ジャカルタの商業施設「ガンダリア・シティー」の1階、メーンエントランス脇に出店した。座席数は90席。想定平均客単価は1,200~1,300円と、日本より3割程度抑えた。

千房ホールディングスの中村寛二グローバル事業本部部長によると、ソースや小麦粉などは日本から輸入することで、日本で提供するメニューと変わらない味を目指す。イスラム教徒の来店客に配慮して豚肉は使用しない。一方で客層を限定しないためにもビールなどのアルコール類は提供する。

JADDIフーズのローレンズ・タヌウィジャヤ最高執行責任者(COO)は「お好み焼きという料理の認知を広めることにも力を入れる」と述べ、家族層を中心に顧客獲得を目指すと話した。

千房ホールディングスは、フィリピンやベトナム、台湾、香港など8店舗を展開。5月までにマレーシア1号店を出店する予定。2020年3月までに中国の蘇州市や寧波市などでも出店し、合計20店舗の展開を目指す。

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