【インド】バジャジ、小型四輪キュートを3月に発売[車両](2019/01/23)
インドの二輪・三輪車大手バジャジ・オートは、2019年3月までに小型四輪車(クアドリサイクル)「キュート(Qute)」を国内市場に投入する見通しだ。民放NDTVが伝えた。
バジャジは7年前にキュートを開発したが、安全面の懸念などが指摘され、長く国内販売の許可を得られていなかった。しかし、政府は昨年6月に新たな四輪車のカテゴリー「クアドリサイクル」の設置を承認し、同11月に乗用車として販売することを認めた。
バジャジのラケシュ・シャルマ最高営業責任者(CCO)は国内市場への投入について、「既にほとんどの州で承認を得ている」と述べた上で、「3月までに全ての手続きを完了させ、販売を開始できる」との見通しを示した。
キュートは4人乗りで、排気量217ccのガソリンエンジンを搭載している。最高時速は70キロメートル、燃費は1リットル当たり36キロ。バジャジはまだ価格を明らかにしていないが、20万ルピー(約30万6,600円)前後と予想されている。