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【中国】ラビダが4連覇、18年のセダン販売[車両](2019/01/23)

中国自動車工業協会が発表した2018年のセダン車種別販売台数ランキングによると、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)系の上汽大衆汽車が生産する「ラビダ(朗逸)」が1位となった。15年から4年連続でトップを守った。

2位は日産自動車系の東風日産乗用車「シルフィ(軒逸)」。3位にはトヨタ自動車系の一汽豊田汽車(一汽トヨタ)「カローラ」が入り、日系勢がトップ3の二つを占めた。

スポーツタイプ多目的車(SUV)部門は、長城汽車「哈弗(ハーバル)H6」が1位。日系では東風日産の「エクストレイル(奇駿)」と「キャシュカイ(逍客)」がそれぞれ7位、9位、ホンダ系の東風本田汽車(東風ホンダ)「XR―V」が10位となった。

多目的車(MPV)は、米ゼネラル・モーターズ(GM)系の上汽通用五菱汽車「五菱宏光」が首位を独走。日系は東風ホンダの「エリシオン(艾力紳)」と「ジェイド(杰徳)」が8位、10位、ホンダ系の広汽本田汽車(広汽ホンダ)「オデッセイ(奥徳賽)」が9位となった。

■グループ別は長安が後退

乗用車、商用車を含むグループ別の新車販売台数は、上海汽車が18年も首位を維持した。2位は東風汽車、3位は中国第一汽車の構図も例年と変わらなかったが、近年はトップ3をうかがう位置につけていた長安汽車が6位まで後退。北京汽車が4位、広州汽車が5位に順位を上げた。

乗用車部門は、VW系の上汽大衆汽車と一汽大衆汽車が1、2位を独占。GM系の上汽通用汽車と上汽通用五菱汽車が3、4位に続いた。日系では日産系の東風汽車有限公司(DFL)が6位、広汽ホンダが10位に入った。

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