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【ミャンマー】三菱商事合弁、ヤンゴンでいすゞ販売店開所[車両](2018/12/14)

三菱商事の合弁会社であるミャンマーのMSPモーターズは12日、最大都市ヤンゴンのタケタ郡区で、いすゞ車の3S(販売・サービス・部品)センターを開所した。第2の都市マンダレーに続く2カ所目。開所に合わせ、ピックアップトラック「D―MAX」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「MU―X」の18年モデルを本格発売した。

ヤンゴンの3Sセンターは2階建てで、敷地面積は約7,000平方メートル。いすゞが取り扱う大型車両の通行規制がなく、日系企業の顧客が多いティラワ経済特区(SEZ)へのアクセスも良いタケタに立地している。需要が最も大きいヤンゴンで、アフターサービスを含む顧客への対応をより充実する。

マンダレーに次ぐ2カ所目として開所した、MSPモーターズのいすゞ3Sセンター=12日、ヤンゴン

マンダレーに次ぐ2カ所目として開所した、MSPモーターズのいすゞ3Sセンター=12日、ヤンゴン

MSPモーターズでは、2~20トン超のトラック各種と、ピックアップ3車種、SUVの輸入完成車(CBU)を取り扱う。同社は、2016年に事業を開始して以降、累計で350台を超える成約実績があるという。

MSPモーターズは、三菱商事と米キャタピラーのミャンマー代理店を務めるミャン・シュエ・ピー(MSP)グループが50%ずつを出資する合弁会社。ミャンマーで最大のいすゞ販売店となる。

12日の開業式典には約250人が参加し、キン・マウン・ウィン会長が「高品質で知られるいすゞ車両を販売することはミャンマー市場に大きな価値を生み出し、経済発展にも寄与すると確信している」と語った。

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