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【シンガポール】9月の賃料指数、民間住宅は0.5%下落[建設](2018/10/11)

不動産情報サービスのシンガポール・リアル・エステート・エクスチェンジ(SRX)が10日発表した9月の民間集合住宅(コンドミニアム、アパート)の賃料指数(速報値、2009年1月=100)は108.3となり、前月の改定値から0.5%下落した。8月は前月から横ばいだった。

地域別の賃料指数は、郊外(OCR)が前月から0.8%下落。繁華街オーチャードをはじめとする中心部(CCR)も0.5%下落した。中心部周辺(RCR=中部ビシャン、トアパヨ、東部ゲイラン、カトンなど)は前月から横ばい。

賃貸契約数は前月比14.8%減の4,199戸と2桁のマイナスを記録した。ただ前年同月比では1.8%増えている。

■公営住宅の賃料指数は0.6%下落

公営住宅(HDBフラット)の9月の賃料指数は116.6で、前月の改定値から0.6%下落した。8月は0.3%上昇していた。

タイプ別の賃料指数は、3部屋タイプが前月比で1.2%、4部屋タイプが0.3%それぞれ下落。民間企業が開発するエグゼクティブ・コンドミニアム(EC)は0.5%下がっている。一方、5部屋タイプは0.1%上昇した。

月額賃料の中央値は、3部屋タイプが1,700Sドル(約13万9,000円)、4部屋タイプと5部屋タイプがともに2,000Sドル、ECが2,200Sドル。全体では1,900Sドルだった。

HDBフラットの9月の賃貸契約数は前月比3.8%減の1,690戸。前年同月比では0.9%減っている。

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