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【タイ】アルプス物流、東部で新倉庫を建設[運輸](2018/08/09)

アルプス物流が東部チャチュンサオ県に開設する新倉庫の完成イメージ(同社提供)

アルプス物流が東部チャチュンサオ県に開設する新倉庫の完成イメージ(同社提供)

電子部品などの物流・保管事業を手掛けるアルプス物流(横浜市)は8日、タイ法人のアルプス・ロジスティクス(タイ)が、東部チャチュンサオ県バンパコンで新倉庫の建設を開始したと発表した。来年5月に完成する見通し。電子部品や自動車関連部品の取扱貨物の拡大が見込まれる中、既存のバンナ倉庫を移転し、収容能力を約2倍にする。

新倉庫の名称はアルプス・ロジスティクス(タイ)バンナ倉庫(仮)で、地上3階建て。敷地面積は約3万2,000平方メートル。延べ床面積は約2万平方メートル。空調設備による温度・湿度管理が可能で、ニーズの高い帯電防止や防じん対策など、主要貨物である電子部品や半導体に最適な環境を整える。

アルプス物流の担当者は「チャチュンサオ県は電子部品・自動車関連部品メーカーが集積するエリアで、取扱貨物の需要拡大が見込まれる」と説明。スワンナプーム国際空港や内陸コンテナ基地(ICD)があるバンコク東部ラクラバンに近く、タイ国内や国際物流の重要な拠点として運営する考えを明らかにした。投資額は非公表としている。

アルプス・ロジスティクス(タイ)は2008年8月設立。バンナ倉庫のほか、レムチャバン倉庫(倉庫面積3,100平方メートル)、アユタヤ倉庫(1,150平方メートル)を運営している。

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