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【ベトナム】HCM市7区で集合住宅「スカイ89」発売[建設](2018/08/06)

ホーチミン市7区で4日、430戸の集合住宅「スカイ89」が正式に発売となった

ホーチミン市7区で4日、430戸の集合住宅「スカイ89」が正式に発売となった

ベトナムのホーチミン市で4日、430戸の集合住宅「スカイ89」が正式に発売となった。2021年に完成予定となり、不動産投資のクリードがベトナムで関わる6軒目のプロジェクトとなる。

スカイ89はホーチミン市7区の立地で、地場の建設会社アンギア・インベストメントやクリードが建設や管理を手掛ける。1平方メートル当たりの販売額は1,500~1,600米ドル(約16万6,000~18万円)の中~高級物件となる。ベッドルーム数は1~3部屋で、面積は52.1~104.7平方メートル。2ベッドルームの63.4~66.4平方メートルの部屋が主力となる。

第1期では270戸が販売され、同日に市内で開催されたイベントでは、ほぼすべての部屋が正式契約に至った。販売の対象となるのはホワイトカラーの共働き世帯で、1人当たりの収入は月額1,000米ドル前後を想定している。ベトナムでは川沿いの物件が人気になる傾向があり、サイゴン川沿いのスカイ89も人気が見込めるとしている。

クリードの山口真一氏(ホーチミン駐在員事務所所長)はNNAに「クリードにとってベトナムは最重要市場」とし、「年間1,000~2,000戸を供給できる体制を整えたい」との方針を示した。年内にオフィステルをオープンする予定のほか、19年には一戸建てを販売する計画。同じく7区で販売する集合住宅「リバー・パノラマ」や「ザ・ガーデンベイ」などとともに、引き続き実需に基づく中級物件を中心に展開していく。

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