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【マレーシア】フードパンダ、17年の注文件数が2倍に[食品](2018/06/20)

料理宅配サービスを手掛ける独フードパンダのマレーシア事業が急成長している。現地法人フードパンダ・マレーシアがこのほど明らかにしたところよると、2017年の注文件数は前年比100%増となり、過去最高の伸びを記録した。19日付ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。

フードパンダは実績評価の際、売り上げよりも注文件数を重視している。フードパンダ・マレーシアのサヤンタン・ダス社長によると、12年に創業してから注文の年間伸び率は60~70%だったが、昨年は初めて100%に達した。

同社長は急成長について、フードパンダがマレーシアの食品デリバリー市場で92%のシェアを確保しているほか、同国ではインターネット、スマートフォンの普及率が高く、中間所得層が台頭していることが大きいと指摘した。

フードパンダ・マレーシアは首都圏、ジョホールバル、ペナンで事業を展開している。今後はイポー、マラッカ、東マレーシアにも進出する計画。東マレーシアでは年内にサバ州コタキナバルに進出する予定だ。

同社が提携する外食事業者は1,500店、料理を運ぶドライバーは1,800人程度と報じられたことがあるが、ダス社長は正確な数を伏せている。

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