【ミャンマー】クーデター後の死者、16日時点で202人に［社会］（2021/03/18）

ミャンマーの市民団体である政治犯支援協会（ＡＡＰＰ）は16日、軍事クーデターの発生から同日までに国軍や警察の武力行使で死亡した市民が202人に達したと発表した。

16日には少なくとも２人が亡くなったもようだ。最大都市ヤンゴンの南ダゴン郡区の路上で男性が頭部を撃たれて死亡し、北西部ザガイン管区では市民１人が犠牲となった。また、北中部マンダレー管区でも民間人２人が頭部や胸部を実弾で撃たれたと報告されている。

ＡＡＰＰによると、16日に確認された新たな拘束者は６人。これまでに計2,181人が逮捕、起訴され、判決を受けた。有罪となったのは13人で、３カ月～２年の禁錮刑が科された。319人が釈放され、現在拘留されているのは1,862人となっている。