【フィリピン】メガワールド、商業施設8カ所開発へ[建設](2019/07/31)
フィリピンの不動産開発大手メガワールドは30日、向こう3年で全国の地方都市に商業施設を8カ所開業すると発表した。総投資額は100億ペソ(約213億円)で、総延べ床面積は20万平方メートルに上る。
同社はまず、向こう2年でカビテ州ジェネラルトリアス市の「メープル・グローブ・モール」とバコロド市の「ノースヒル・タウンセンター」の2カ所で商業施設を開業する。さらに、2022年までにセブ市、ダバオ市、ボラカイ島、パンパンガ州に商業施設を開業する。
同社のケビン・タン最高戦略責任者(CSO)は「メガワールドが開発した各地区に1つの商業施設を配置することが目標だ。全施設で各地の起業家を支援する」と述べた。
メガワールドは現時点で、全国に17の商業施設を展開している。総延べ床面積は71万平方メートル。18年には商業施設の賃貸収入が55億ペソに上り、総賃貸収入の4割を占めた。