【ベトナム】舗装工事の大成ロテック、越に子会社[建設](2019/06/19)
舗装工事などの土木工事を手掛ける大成ロテック(東京都新宿区)はハノイで12日、ベトナム法人となる大成ロテック・ベトナムの設立式典を開催した。
大成ロテックは1961年の設立。道路を中心としたインフラ整備を幅広く手掛けている。ベトナム法人は、道路やインフラの建設にとどまらず、再生アスファルトコンクリートの生産や先進技術の移転などを実施する計画だ。
設立式で大成ロテックの金馬弘明取締役は、「大成ロテック・ベトナムは当社海外初の100%子会社だ。日本の先進技術と経験を生かして、ベトナムの発展に貢献したい」と抱負を語った。大成ロテック・ベトナムの三宅勝二社長によると、来年ハノイに再生アスファルトコンクリート工場を建設する予定。アスファルトのリサイクル技術が普及すれば、環境問題の解決に貢献できるとしている。