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2022年8月17日公開

株式会社azuki

  • ビジネス概要
  • 新規性
  • ビジネス展開
  • 推薦者
  • 代表者

ビジネス概要

トップアスリートが使う「サニタリー吸水ショーツ」で生理の課題を解決する


株式会社azukiでは昨年6月、アスリート向けの吸水ショーツ「PlayS(プレイショーツ)」を開発販売しました。


「吸水ショーツはすでにレッドオーシャンでは?」
確かに。しかしそれは「モノ」の話です。吸水ショーツというモノが各社から販売されただけで、「吸水ショーツで生理の課題を解決する」ということには至っていません。

PlaySは東京五輪選手や世界陸上出場選手など、170人のアスリートが使用してくれています。

日本でナプキンが販売されてから60年がたちますが、弊社のアンケートでも「不快感・違和感で困った経験あり」は85.1%にも及びます。でも手軽に使えるものがナプキンしかないのです。

日本でナプキンは90%以上の女性が使用。ピルはオンライン診療が注目を集めているといえ、まだ使用率は3%。それに比べて吸水ショーツは「はくだけ」です。小学生から障がいのある方まで簡単に使えます。

必ずしもベストでないものが60年も選択肢の1強であることは、いかにその分野の停滞であるか(またチャンスであるか)。ナプキン市場は年間601億円です。

そこを「吸水ショーツ×スポーツ」「吸水ショーツ×性教育」で塗り替えていきます。

なぜそれができるのか。弊社では高性能の「モノ」だけではない、生理の課題を解決するという「コト」も新しいビジネス、そして社会改革として位置付け、フェムテックが届いていないところからアプローチするからです。

新規性

まず「吸水ショーツ」とは…
従来のサニタリーショーツと違い、ショーツに特別な吸水パッドがあり吸収。
衛生的に1日はくことができ、捨てずに繰り返し洗って使える

【PlayS 製品としての新規性】
①吸水部に医療素材を使用。濡れ感のなさを驚くほど軽減
②速乾吸汗・抗菌消臭機能
③洗濯はつけ置きいらず、手洗いのみでもOK

【アプローチ】
①トップアスリートが試合で使えることを目指し開発
②大々的なPRをせずに口コミでアスリートの間に広まる
③さらにそこからアウトドア業界などにも展開中

【生理の課題解決プログラム】
①PlaySをきっかけにこれまで課題だった「生理コミュニケーション」を解決
②女子大学や高校の部活、実業団やプロチームで実施中
③将来的には動画コンテンツや、医療機関・ピルアプリなどとの連携を目指し
 サブスク型教育プラットフォームを構築


ビジネス展開

推薦者

株式会社リンクス 代表取締役 鈴木吾朗氏

仙石さん、長田さんからご依頼をいただき、特別サポーターで参画しているリンクス代表の鈴木吾朗です。

女性が抱える「生理」に真正面から向き合い、生理用の吸水ショーツ「PlayS(プレイショーツ)」と「生理の課題解決プログラム」の二軸で課題解決に取り組むazuki社をリーダーズオンラインに推薦させていただきます。

生理用の吸水ショーツは、ピルやナプキンと比べ、安全、且つ手軽に試していただけるというのが大きな特徴で、同社では第一線で活躍する女性アスリートからの絶大な支持を獲得し、ここから子育てママ、更年期の女性など幅広い層に展開を考えています。

最近NHKの番組で取り上げられ、様々な量販店の引き合いも増えてきましたので、今後ハイレグタイプや様々なカラーバリエーション展開、マーケティング費用のためシードラウンドでの資金調達を検討しておりますので、ぜひリーダーズオンラインで幅広い投資家の方にリーチしていただけると嬉しいです。

代表者

代表取締役社長 坂上 大介

坂上 大介
代表取締役社長

1976年、大阪府出身。妻と高校生の息子1人。 元テレビ番組ディレクター・放送作家。 受賞歴:宣伝会議賞、環境省ポスターデザインほか

【なぜ男性なのに吸水ショーツを?】

原体験は高校生のときの阪神淡路大震災。
ボランティアに参加する際、クラスの女子に何の救援物資を持って行くべきかと聞いたところ、
返ってきた答えは「そらナプキンやろ」。
翌日クラスの女子みんなが自分のナプキンを持って来てくれ僕のリュックに。
避難所で手を握られるほど感謝され「生理って大変なものなんだ」と実感する。

その後テレビ業界に入り、制作会社を設立。経営者としてチーフディレクターとして
女性社員やスタッフが「ナプキンを替えるタイミングがない。生理痛がひどい」などの
悩みを相談されるも根本的な解決ができず…

そんなとき、母の婦人科系の病気で「フェムテック」「吸水ショーツ」を知る。
これならナプキンを替えなくてもいけるかもと開発をスタート。
アスリートたちが一番生理用品の不快感などに悩んでいると知り、
目標を「アスリートが試合で使えるクオリティー」とした。