【インドネシア】丸紅出資ビークイック、リッポーと協業[車両](2021/04/26)
インドネシアの不動産開発大手リッポー・カラワチ子会社のリッポー・モールズ・インドネシアは22日、丸紅が出資する自動車部品販売・メンテナンス会社ビークイック・オートモーティブ・インドネシアと協業合意書を締結したと発表した。リッポーが運営する商業施設内に、ビークイックが店舗を開設するのはこれが初めて。
リッポー系の商業施設内にビークイックが入居する最初の店舗は、北ジャカルタの「プルイット・ビレッジ」。丸紅の広報担当者によると、3月20日から営業している。店舗面積は400平方メートル。
22日に首都ジャカルタで行われた協業合意書の調印式には、リッポー・モールズ・インドネシアのエディ最高経営責任者(CEO)や、ビークイックのヴィンセント・レナート社長、大橋直人副社長らが出席した。
今年後半には、バンテン州タンゲランの「マックス・ボックス・リッポー・ビレッジ」や、西ジャワ州ブカシの「ブル・プラザ」にもオープンする予定。店舗面積はいずれも400平方メートルの予定。
ビークイックは、丸紅がタイで買収したタイヤ小売りチェーン大手ビークイック社を通じて、2020年4月にインドネシア同業の株式を取得、商号を変更した。丸紅の出資比率は非開示。3月時点の国内店舗数は9店舗で、いずれもジャカルタ首都圏に展開している。23年までに25店舗の出店を目指す。