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【インドネシア】国際モーターショー閉幕、1兆ルピア成約[車両](2021/04/27)

インドネシアの首都ジャカルタで15日から開かれていた自動車展示・販売会「インドネシア国際モーターショー(IIMS)ハイブリッド2021」が25日、閉幕した。主催者のイベント会社ディアンドラ・プロモシンドは、期間中の成約額が1兆47億ルピア(約75億円)だったと発表した。成約台数は2,580台だった。

新型コロナウイルスの感染対策として、実会場とオンラインでの併催となった。実会場で開催する自動車展示会としては今年初めてで、11日間の来場者数は約10万人だった。オンラインでは、23日までにIIMSのホームページが72万3,000回閲覧され、633万4,787インプレッション(広告が表示された回数)の実績を上げた。

また、25日にIIMSを訪れたムルドコ大統領首席補佐官は、電気自動車(EV)の普及加速を目的として、インドネシア電気自動車産業協会(Periklindo)を設立すると発表した。ムルドコ氏は「協会は、EVメーカーや関連産業と政府の橋渡し役を担う。社会への啓発活動も進め、EVの普及を加速させる」と述べた。

会長には地場電気バスメーカー、モビル・アナック・バンサ(MAB)の創業者でもあるムルドコ氏が就任。事務局長には中国の自動車メーカー、上汽通用五菱汽車(SGMW)のインドネシア法人SGMWモーター・インドネシアのテンゴノ・チャンドラ氏、財務担当に中国の自動車メーカー、東風小康汽車(DFSK)のインドネシア合弁会社ソコニンド・オートモービルのチン・ホック取締役(販売・マーケティング担当)が就任する。

「IIMSハイブリッド2021」が25日に閉幕。成約額は1兆ルピアを超えた(NNA撮影)

「IIMSハイブリッド2021」が25日に閉幕。成約額は1兆ルピアを超えた(NNA撮影)

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