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【インドネシア】新規感染者8854人、約1カ月ぶりに最多更新[社会](2021/01/07)

インドネシア保健省は6日、同日の新型コロナウイルスの新規感染者数が8,854人だったと発表した。8,369人を記録した昨年12月3日から約1カ月ぶりに最多人数を更新した。首都ジャカルタ特別州が過去最多の2,402人となり、全体の27%を占めた。感染の拡大により隔離施設の利用率は上昇している。

1日当たりの感染者数は2カ月で倍以上のペースに増えている。6日は西ジャワ州が1,470人、中ジャワ州が1,023人とジャカルタに次いで多かった。

累計感染者は国内全体で78万8,402人。ジャカルタとジャワ3州が全体の6割弱を占めた。北スマトラ州が1万人となり、全34州のうち17州で累計感染者が1万人以上となった。

6日の死者数は187人。累計感染者の3%に当たる2万3,296人がこれまでに死亡した。

新型コロナ緊急対策本部(タスクフォース)のウィク報道官によると、一部の国内の隔離施設利用率は2日時点で70%を超えたと明らかにした。利用率が最も高かったのはジャカルタとバンテン州でいずれも85%だった。これにジョクジャカルタ特別州が83%、西ジャワ州が80%で続いた。

タスクフォースの報告書によると、3日までの1週間のマスクの着用率は国内平均で55%、十分な距離の確保の順守率は40%だった。10月中旬はそれぞれ85%と69%に達していたが低下傾向にある。

3日までの1週間で、マスクの着用率が最も低かったのは飲食店で65%だった。公道は80%、市場は81%だった。州別ではバリ州の着用率が97%と最も高かった。一方でパプア州やバンテン州、西スマトラ州などは6割を切っていた。

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