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【中国】9月の新築住宅価格、上昇は55都市に減少[建設](2020/10/21)

中国国家統計局が20日発表した全国70都市の9月の新築住宅価格(低・中所得者向け住宅「保障性住宅」を除く販売用住宅)は、前月比で55都市が上昇、8都市が下落、7都市が横ばいだった。上昇都市数は前月から4都市減った。

上昇幅が最も大きかったのは江蘇省徐州の1.4%。下落幅は山西省太原、湖南省常徳、広西チワン族自治区北海が0.4%で最も大きかった。主要5都市はいずれも上昇し、伸び幅は広東省広州が0.6%、上海が0.5%、広東省深センが0.4%、北京が0.3%、天津が0.2%となっている。

前年同月比では59都市が上昇、11都市が下落した。上昇幅が最も大きかったのは寧夏回族自治区銀川の16.8%で、下落幅は安徽省安慶の3.5%が最大だった。

70都市の中古住宅価格は、前月比で50都市が上昇、17都市が下落、3都市が横ばいだった。上昇都市数は前月から3都市増えた。上昇幅が最も大きかったのは徐州の1.3%。下落幅は黒竜江省ハルビンの0.7%が最大となっている。

前年同月比では46都市が上昇、23都市が下落、1都市が横ばいだった。上昇幅は深センの15.7%が最大で、下落幅は黒竜江省牡丹江の9.1%が最も大きかった。

統計局は9月の住宅市場について、全体では平穏な動きとなり、価格の上昇幅は若干縮小したと説明している。

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