【マレーシア】タイ中高速鉄道で土木工事受注、ビナプリ[建設](2020/10/08)
マレーシア建設大手のビナプリ・ホールディングスは7日、全額出資子会社のビナプリが、合弁会社を通じてタイの首都バンコクと東北部ナコンラチャシマ県を結ぶタイ中高速鉄道の土木工事を受注したと発表した。
合弁会社のSPTKジョイントベンチャー・カンパニーを通じて、タイ中高速鉄道の第1期(バンコク―ナコンラチャシマ区間、約253キロメートル)のうち、コーククルアット―ナコンラチャシマ間(13.68キロメートル)の土木工事を受注した。受注金額は、77億5,000万バーツ(約263億円)。
スター(電子版)によると、パッケージにはくい打ち工事や防音壁の建設、電設工事、排水工事などが含まれる。
SPTKジョイントベンチャー・カンパニーは、ビナプリとタイのNPAコーポレーション、マレーシアのティム・セカタの合弁。
ビナプリは2003年からタイに進出し、これまで26事業を手掛けている。