【カンボジア】需要減退の賃貸不動産、賃料は下落傾向[建設](2020/06/22)
カンボジアの賃貸不動産市場で需要が減退している。特に新型コロナウイルスの影響により、国外を退去した外国人向けの住宅物件で空き室が増加。賃貸料は下落傾向を強めている。クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。
外国人に人気がある首都プノンペンのドーンペン区やトゥールコーク区では、以前より3割低い賃料で入居者を募集していることが判明。さらに月決めの滞在施設、マンスリーマンションでは賃料が半額以下に設定されているケースも出ているという。
プノンペンのマンスリーマンション関係者は、「長期契約が激減し、短期の利用者が増えている」と指摘。賃料もこれまでの1泊8米ドル(約860円)から月100米ドルと大幅に下がっていることを明らかにした。