【インドネシア】すてきナイス、モデルハウスの見学会実施[建設](2019/12/16)
建築資材流通大手の「すてきナイスグループ」(横浜市)は14日、インドネシア西ジャワ州カラワンに建設した一戸建て分譲住宅のモデルハウスが完成し、15日までの2日間、見学会を開催した。
モデルハウスは、同社の分譲住宅地があるカラワンの新興住宅地「グランド・タルマ」(約200ヘクタール)内にある商業施設に最も近いなど利便性の良い高級分譲クラスター「アディティヤワルマン」に建設された。地場大手不動産開発アグン・ポドモロとの共同事業になる。
現地法人すてきナイスインドネシアが住宅の品質・施工管理を、アグン・ポドモロが分譲用地の管理運営をそれぞれ担当、分譲住宅の販売は共同で行う。
今回販売するのは第2期分の一戸建て住宅。建物は軽量鉄骨を採用し、延べ床面積159平方メートルと178.5平方メートルの2タイプ。いずれも2階建てで、リビングやダイニング、キッチンなど共用空間を1階に、個室と浴室を2階に配置した。風通しがよくなるよう敷地の境界には一定のスペースを設けた。敷地面積は224~448平方メートルで、価格は約38億ルピア(約2,740万円)から。インドネシアの一般住宅にありがちな雨漏り、漏水や生活に支障が出るような構造上の欠陥が判明した場合には、10年間は無償で補修する「10年保証」を付与し、入居後もサポートする。
すてきナイスの担当者によると、2020年3月までに7戸完成する予定。今回紹介したモデルハウスも7戸に含まれており、既に1戸の販売が成約している。見学会後も申し込みがあれば内覧は可能だという。