【カンボジア】米不動産仲介センチュリー21、店舗増設へ[建設](2019/12/13)
米系不動産仲介大手センチュリー21(カンボジア)は、経済成長を追い風にカンボジアで不動産市場が拡大する中、フランチャイズ(FC)の店舗数を現行の23店から38店に増やす計画だ。プノンペン・ポスト(電子版)が11日伝えた。
センチュリー21(カンボジア)の幹部によると、同社の今年1~11月の住宅販売は、前年同期比15%増の567戸だった。同幹部は、カンボジアの不動産・建設市場の拡大によって、今年は好調な販売を記録したと指摘した。
今後は店舗網を38店とし、首都プノンペン、南部のカンポット州やシアヌークビル州、ケップ州、南東部コンポンチャム州、北西部シエムレアプ州、西部バッタンバン州、南西部コッコン州などでの旺盛な住宅販売需要に対応する。最近ではシアヌークビル州に店舗を開設し、南部に進出した。
カンボジア不動産鑑定士・不動産業者協会(CVEAA)のチレク・ソクニム会長は、「住宅購入の需要が旺盛な中で、仲介業者の重要性が認知されてきている」と指摘した。
センチュリー21(カンボジア)は、5年前から事業を展開。約500人が仲介販売を担当している。