【カンボジア】香港系高層コンド、首都で22年に完工予定[建設](2019/10/04)
香港を拠点に不動産開発などを行うゴールドフェイム・グループは2日、カンボジアの首都プノンペンでコンドミニアム(分譲マンション)「アーバン・ビレッジ」の第2期開発を実施すると発表した。プノンペン・ポスト(電子版)が同日伝えた。
第2期開発は、総額2億米ドル(約214億円)を投じる事業の一環。7万平方メートルの敷地面積に、51階建てのコンドミニアム4棟(計1,700戸)を建設する。2022年末に完工する見通し。
立地はプノンペン南部のミンチェイ地区で、コワーキングスペース(共有オフィス)を提供する「ファクトリー・プノンペン」と同じ敷地内に建設する。物件の販売価格は1平方メートル当たり1,600米ドル、1戸当たり7万米ドルから。
ゴールドフェイム・グループのベン・リー・エグゼクティブディレクターは、「第2期開発のコンドミニアムは、手頃な価格と高級感のある暮らしを求める人向けに設計されたデザインで、顧客にとって魅力のある物件だ」とコメントした。第1期開発は23階建てのコンドミニアムで、既に完売しているという。
プノンペンではコンドミニアムの開発が相次いでいる。米系不動産仲介大手CBREカンボジアによると、今年1~6月に販売が開始されたコンドミニアムは1万6,657戸。通年では3万1,000戸になる見通しだ。