【フィリピン】メガワールド、パンパンガに大型モール建設[建設](2019/10/02)
フィリピンの不動産開発大手メガワールドは9月30日、パンパンガ州サンフェルナンド市に3階建ての大型商業施設「キャピタルモール」を建設すると発表した。事業費は18億ペソ(約38億円)。来年前半に着工し、2022年の完成を目指す。
同市で進める都市開発区画「キャピタルタウン」(面積35.6ヘクタール)内に立地し、延べ床面積は約3万3,000平方メートル。製糖産業で栄えた地域性を反映して製糖工場を模した外観とし、4つの映画館を併設するほか、人工池や樹木に囲まれた敷地内に飲食店などを配置する。
中ルソン地方では、同社にとって初の大型商業施設となる。郊外型の生活に合わせた「ライフスタイル・モール」ブランドとして運営する。
メガワールドは現在、国内17カ所で商業施設を運営している。向こう3年間で100億ペソを投じ、パンパンガ州を含む首都圏以外の8カ所で商業施設を開業する計画だ。