【ベトナム】双日と大阪府提携、東南ア2カ国進出で優遇[建設](2019/09/13)
双日は12日、ベトナムとインドネシアで運営する工業団地に入居する企業への優遇付与で、大阪府と協定書を交わしたと発表した。府内のメーカーは、賃貸工場を借りる際、賃料の減額などを受けられる。
ベトナム南部ホーチミン市の東40キロ地点のドンナイ省ロンタン地区・ロンドゥック工業団地、インドネシアの首都ジャカルタの東45キロ地点の西ジャワ州ブカシ県・GIIC工業団地における賃貸工場に入居する府内企業に対し、双日が優遇措置を講じる。企業は、延べ床面積1,000平方メートルを借りる場合、1年間で72万~110万円程度を節約できる。賃料は、ベトナムが1カ月間無料、インドネシアが1年間10%減額(賃料が月60万円の場合、6万円×12=72万円の減額)となる。
双日は大阪府のほか、群馬県、愛知県、神戸市、ひょうご産業活性化センターとも同様の協定を結んでいる。日本の各機関とともに、企業の海外進出を支援していく。