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【韓国】副反応で「ワクチン休暇」、政府が4月導入[社会](2021/03/30)

韓国保健福祉省は28日、新型コロナウイルスワクチン接種後に発熱や頭痛など副反応が出た場合、企業の労働者が休暇を取得できる制度「ワクチン休暇」を4月1日から導入すると発表した。

ワクチン接種後に副反応が現われれば、医師の所見書がなくても本人からの申請で休暇が取得できるようにする。休暇は最大2日まで。

ただ、ワクチン休暇は企業への「勧告」となるため、実際の導入については企業ごとに決定することになりそうだ。また、ワクチン接種当日に有給休暇が使用できるよう企業側に勧告する方針だ。

■3割強が接種後「不快感」

保健福祉省傘下の疾病管理庁が2月26日から3月13日に接種後の副反応についてモニタリングした結果、被接種者の32.8%が不快感などを訴え、このうち2.7%が医療機関を受診した。

その際に訴えられた副反応の症状のほとんどは、接種後10~12時間以内に出て48時間以内には回復した。副反応の内訳は◇接種部位の痛み(28.3%)◇筋肉痛(25.4%)◇倦怠(けんたい)感(23.8%)◇頭痛(21.3%)◇発熱(18.1%)――などで、年齢が低いほど訴えが多かったという。

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