【インドネシア】西ジャワ州5地域の行動制限、23日まで延長[社会](2020/12/01)
インドネシアの西ジャワ州政府は、首都ジャカルタ近郊の同州ボゴール県・市、デポック市、ブカシ県・市の5自治体で実施している新型コロナウイルス対策「大規模な社会的制限(PSBB)」を12月23日まで延長することを決定した。当初予定は11月25日までだった。
11月26日付で州知事通達を公布した。各地の状況に合わせて各首長が制限を発動する。ボゴール県は飲食店や商業施設などの営業時間を午後8時までに制限する。同県では隔離病床の利用率が限界に達している病院もある。
西ジャワ州政府によると、11月30日昼時点の州内累計感染者は、前日から228人増の5万1,766人。このうち回復者は86%の4万4,346人、死者は1.7%の898人だった。