【インドネシア】双日と大和ハウス、邦人向けアパート開業へ[建設](2020/11/17)
双日と大和ハウス工業は16日、インドネシアの西ジャワ州ブカシ県で、日系企業の駐在員やその家族向けのサービスアパートを2021年8月に開業すると発表した。チカラン日本人学校の隣接地に建設し、専用の通学路を整備する。
サービスアパート「ヴィア・アルマ・コタ・デルタマス」は、双日グループが開発・運営する総合都市、デルタマス・シティ内に開業する。首都ジャカルタから東へ約40キロメートルの地点にあり、周辺には日系企業が多数進出している。
サービスアパートの敷地面積は1万1,000平方メートル。地上9階建て、総戸数は148戸で、間取りは1~3LDK。屋外にはテニスコートやキッズプールなどを備える。日系のクリニック、進学塾、幼稚園も誘致する。家賃は非公表。
双日と大和ハウスの合弁会社、エス・ディー・アイ・プロパティズ・インドネシア (SDI)が開発と運営を行い、大和ハウスの現地法人ダイワ・テトラ・マヌンガル・コンストラクシが施工する。開発・運営には、国際協力銀行と三菱UFJ銀行が3,375億ルピア(約24億9,500万円)を協調融資する。