【韓国】東国製鋼、耐震性の高いコイル鉄筋を開発[鉄鋼](2018/09/11)
韓国の鉄鋼メーカー、東国製鋼は10日、耐震性を持つ異形コイル鉄筋の開発に国内で初めて成功したと発表した。すでに8月末にポスコ建設向けに出荷を始めており、今月から本格的な商業生産を開始する。
異形コイル鉄筋は建物の構造用材料の1つ。これまで耐震性の高い製品としては、直棒タイプを生産していた。しかし、「さまざまな形状や寸法に加工するのが難しい」という顧客の意見を取り入れ、同社は7月から、さまざまな成分の素材をテストしながらコイル状で耐震性の高い製品の開発に取り組んできた。
コイル状は直棒タイプと比べて積載スペースが小さいため、物流コストの削減にもつながるという。